熟年離婚が増えている?

何年か前から、夫が定年を迎えるころに妻から「離婚」を切り出されるという現象が起きています。
それまで、離婚したくても経済的に自立できなかったり、子どもの独立を待っていたというのが、熟年離婚にいたる理由なのだそうです。

 

しかし、離婚そのものの原因はどこにあるのでしょうか。
熟年離婚の場合、離婚を切り出すのは圧倒的に妻からのケースが多いようです。長年不満を抱えていた妻が子どもの自立などをきっかけに離婚を決意するパターンが多いといいます。

 

また、仕事人間で家庭を顧みなかった夫、浮気性の夫に悩まされていたけど、経済的な問題で離婚に踏み切れなかった妻が、定年を迎えるにあたって、退職金が入るため、離婚しても相応のお金を手にすることができるため離婚に踏み切ったというケースもあります。

 

熟年離婚を考える方たちが結婚したころは、今ほど離婚率が高くありませんでした。離婚すると世間の目が冷たい、好奇の目で見られる、親に心配をかけるなどから離婚したくてもできず、我慢するしかないという時代を経験しています。

 

そして近年、離婚が前向きの行動でもあるという時代を迎え、一気に熟年離婚へと加速しているのです。当時はお見合い結婚をしたというカップルも多く、お互いをよく知らずに結婚してしまって、結婚当初から性格の不一致や価値観の相違などがあっても我慢し続けていたということが少なくありません。

 

また、舅・姑との確執や介護問題なども離婚原因のひとつです。50代、60代になるとこうした問題が表面化してきます。介護してきた舅・姑が亡くなってやっと解放されたのに、定年した夫が家の中でゴロゴロしているのに耐えられず離婚したというケースもあります。